芸術・美術関連 講座・同好会の紹介

ここでは「絵画・絵手紙の会」 「トールペイントばらの会」 「押し花とプリザーブドフラワーを楽しむ会」 「パッチワーク研究会」 「折り紙を楽しむ会」 「わくわくニット」の会員情報や作品紹介をいたします。

絵画・絵手紙の会 有岡 隆子(層富No38号より)

 絵手紙の会は、毎月第一・三火曜日の午前九時半から十一時半まで北部会館二階で開催されています。講師の日比野先生のモットーは「ヘタでいい、ヘタがいい」という事で、私はその言葉を素直に受け取って、新米ですが自由に描かせてもらっています。

紙の大きさは葉書き大、モチーフは決まったものでなく、それぞれ自分の描きたいものを持ち寄ります。季節の花や野菜、季節行事に関する置物などが多いですが、お互いに持ち寄ったものを交換したりして,和気あいあいの雰囲気で描いています。

私も今度は何を描こうかと、道端の草木も気を付けてみるようになり、今まで気にも留めなかった花の意外な美しさを発見し「みんなちがってみんないい」を実感しています。また季節の移り変わりにも敏感になります。

 何事についても先入観なしによく観るということは大切なことだと思います。

絵は墨で下書きなしで描きます。はじめはちょっと勇気がいりますが、少しぐらい線画ゆがんでも気にしないことです。顔彩絵の具で色を付け、絵に合う言葉を書き入れます。実はこれが意外と難しい。自分の中のボキャブラリーを総動員して、けっこう頭の体操になります。最後に絵の近くか、言葉の近くに落款印を押して完成します。

 絵手紙のさらに良い点は、道具があまりいらないことです。いつでもどこでも、短い時間で描けるので、まとまった時間が取れなくても一枚を仕上げることができます。出来上がった作品を親しい方に送ったり、葉書ホルダーに整理して、時々眺めてみたりして楽しめます。

 「一日一絵」といって、日記がわりに毎日描く方もいらっしゃるそうで、それもいいなあと思いながら、ズボラな私は出来ないでいます。先生のおっしゃるように、上手に描こうと思わず(上手な方はいいのですが)自分らしく伸び伸びと描いた絵の方が見ていて気持ちがいいなと思います。

絵画・絵手紙の会 島川 恵美子(層富No37号より)

 絵手紙の会には二カ月遅れての入会ですが、先生はいつも穏やかで楽しく集中しているのか、二時間がとても短く感じます。

 大きさはハガキサイズだし、画材は身近にある花や果物、野菜等を自由に描けば良いとの事、それなら私にもと軽く考えていましたが、下書きなしの一発勝負のため最初の線は緊張します。色で何とかと塗り重ね却って変になり、最後に気のきいた一言をとあれこれ迷い悩んだりで作品というには程遠い出来です。それでも描き終えた時の満足感は大きく、季節の移り変りや周りの名も知らぬ草花や、小さな木の実にも気を止めるようになった事を実感しています。

 持ち寄りの画材を貸し借りし、同じ物を描いてもいろんな角度から眺めどこを中心にするかで、出来上がった絵やそこに添えられた言葉にその人の個性が出ておもしろいなぁと感じ入っています。 絵手紙ですから落款(といっても手作りの消しゴム印ですが)を押して仕舞い込むのではなく、ちょっと恥ずかしいのですが、友人知人に送り、相手の方からの暖かいお言葉を真に受け、嬉しくてまた励みになり、ずっと続けたい趣味の一つになりました。

 北部会館の二階で第一と第三の火曜日午前中、気軽に覗いて下さい。 文化協会のお陰で数ある講座の中から興味のある講座をいくつも受講でき、八十歳になっても時を忘れて楽しめ、日々の暮らしに根付いている事を本当に嬉しく有り難く、感謝しています。 講師の先生方には今後共ご指導の程、どうぞよろしくお願い致します。

絵画・絵手紙の会 藤田二三子(層富No36号より)

 絵手紙の会に入れて頂き、はや一年が経ちました。日頃、ご無沙汰している友人に季節の絵手紙が出せたら良いなと常々思っていましたので入会させていただきました。

 先生は、油彩画、水彩画、ペン画などと経験豊かな方で作品には感動します。私達にも適切なアドバイスをして下さり、また仲間の方々の一言などを参考に楽しく描いております。

絵手紙ですので言葉を添えるのですが、なかなか良い言葉が見つからず、何とか書けて、最後に落款を押したときは嬉しくなります。

 日頃の生活の中でも、今まで気にかけていなかった道端の花や、冷蔵庫の野菜、果物等も「これも良いな、あれも良いなー」と広くモチーフ対象になり、季節感を味わうようになりました。また花一つにしても名前や花言葉等、次から次へと知りたくもなり、色々な角度から見ると同じものでもいろいろと見えてくるものがあります。 

 中々思ったようには描けませんが、仲間の方々と集中してモチーフに向かうひと時は、楽しくもあり、私の大切なひと時となりました。

 絵手紙のキャチフレーズで「ヘタでいい、ヘタが良い」をモットーに、皆んなで「あーでもない、こーでもない」と言い合って楽しくやっております。

 少しでも興味のある方は是非お立ち寄りください。お待ちしております。

      トールペイントばらの会 会員のひと事(層富No38号より)  

 ◎家のすみに眠っていたものに、トールペイントを施して見違うほど美しい物に生まれかわる(今のところちょっと力不足ですが)最高です。女性はいくつになっても美しい物に憧れる心を持ち続けたいものですね。 有岡 隆子 

◎トールペイントとは何年間も作品を先生に教えてもらってもうまく出来ません。奥の深さに考えさせられます。でも、下手ですが好きな教室の一つです。頑張ります。  奥谷 敏子 

◎絵心のない私がトールペイントと出合い、絵の具の組み合わせで思わぬ色と出合えたり、初めに描いていたのとは違った作品に仕上がったりと新しい発見があり、楽しい時間を過ごしています。   久保 紀子 

◎一ヶ月に一度の教室へ行くのが楽しくて、作品が少しずつ出来上がっていく楽しみと苦しみがあり、この作品は誰の所へもらってもらえるかと少々気にしながら出来上がりが心配で、次回はもっと良い物が出来る様にと頑張っています。 棚田 博代 

◎トールペイントと出合えて、楽しい時間を過ごす事が出来て良かったと思っています。なかなか上達しませんが、思い出の風景、小物等々、次はどんな作品にしようかと意欲が沸いてきます。これからもご指導よろしくお願い致します。  近泉 良子 

◎私にとってトールペイントの時間は楽しく、何も描かれていないところへ色を付け、華やかなお花畑になったり風景になったり、作品が出来あがるのが楽しいです。    中野 美恵子

◎はじめは体験で行ったのが始まり。絵心のない私には続くかしらと思いながらでしたが、素晴らしい先生のもと、色々なものを教えていただいています。思っていた以上に奥深いもので楽しいです。     西本 万優美

トールペイントばらの会 有岡 隆子(層富No37号より)  

   トールペイントばらの会の紹介をさせていただきます。この会は、毎月第二水曜日の午後一時から四時まで、場所は平城西公民館です。

 トールとは元々はブリキを意味する言葉だそうです。いろいろな技法がありますが、西本先生が教えて下さるのはアッセンデルフトというオランダ式です。木やプラスチック、ガラス、布等色々な物に描く事が出来ます。

「私は絵心がなくて」という人がいますが、バラ、チューリップ、鳥など様々なパターンがあり、それを組み合わせて美しい模様を作っていきます。

ですから、パターンを学習すればだれでも出来るようになるそうです。

皆それぞれに自分の作りたい物を持って来て自由に描いています。 

  古い物が自分の絵で美しく変身するのは楽しいものです。最後に先生がちょっと手直しをして下さると、グレードがぐんと上がります。美しい物を愛する心を持ち続ける事が若さの秘訣。

皆さんも一緒に楽しみませんか、お待ちしています。

  トールペイントばらの会 近泉良子(層富No36号より)

 真夏の青空に大輪の花と、色とりどりの小花が描かれた日傘を知人は咲かせました。これが私とトールペイントの出合いです。その時の光景が忘れられず、ずっと心に残っていました。

 絵心も無く、何もわからず、私にもあの様に描けるだろうかという不安な気持ちで体験学習をさせて頂きました。先生は丁寧に事細かく優しく手順よくご指導して下さり、作品を作ることができました。

 トールペイントには、色使い、筆使い、力の入れ具合、力の抜き具合と様々な技術、手法があり、これらを上手く使いこなせず苦労しています。未熟な私ですが先生がお手本を描いて下さり、魔法の手を加えてくださり、懇切丁寧にご指導していただき、一点一点作品が出来上がり喜びを感じています。

教室も明るく、皆親切で和やかな雰囲気です。これも良い作品を描く要因の一つだと思います。

 秋の発表会では皆んなの作品も一同に見せていただけるので、参考になり、又意欲も湧いてきます。皆に少しでも近づける様、そしていつか大空に花を咲かせられる様になりたいと思っています。トールペイントに興味のある方は、一度体験学習や見学等ごらんになってみませんか。そして、マイ・フラワーをいっぱい咲かせましょう。

押し花とプリザーブドフラワーを楽しむ会 伊藤 京子(層富No38号より)

 文化協会の押し花教室に入部して、二十年以上が過ぎました。

層富への掲載は三回目です。前回から九年が経ちました。その間、息子二人は結婚し、挙式のブーケ(プリザーブドフラワー)を先生にお願いし、その後フラワーボックス用に作り変えて下さり、息子の家の玄関に飾られています。又孫が生まれてからは、押し花も孫が喜びそうな、動物や乗り物の作品も多くなりました。

一つの作品を仕上げるのに、構想を練って試行錯誤の末、完成です。

 最近は、主に白い小花(レースフラワー、かすみ草、アジサイのアナベル、姫うつぎ)などを切り花着色剤につけて好きな色に染め押し花にして、小物作りに生かしています。

私のお気に入りは、「エノコログサ」のような園芸品種の「ラグラス」です。

触れるとふわふわしていて、とても可愛いです。

 コロナ禍でも、草木は季節を知らせてくれいやしを与えてくれます。押し花教室も影響を受けていますが、月一回の教室での友人達とのふれあいが、貴重になっています。

 又、写真は、長年に渡って押し花仲間の野原さんが、事あるごとに写して下さっています。毎年開催される文化祭の展示の様子や、集合写真を見ると思い出がよみがえります。不定期ですが、プリザーブドフラワーの講習もあります。先生が事前に下準備をして下さっていますので、一時間余りで作品が出来上ります。

 毎月第四水曜日、右京ふれあい会館で行っていますので、興味を持たれた方は、お友達お誘いあわせの上、見学にお越しください。

【寄稿文】   展示会に参加して 森山満里子

 季節のお花を長く保存できるように、押し花やプリザーブドフラワーにして、色々な作品づくりに試行錯誤しながら文化祭に出展します。生活小物としてコースター、ティーマット、はがき、しおり、ボールペン、壁掛け、クリアケースなど技法を学びながら、ラミネート作品、又押花絵額,プリザーブドが完成できますと感動します。

美しい押し花を作る為の大切な手順は、

①新鮮な草花を選ぶ。

②植物に応じて必要な花処理を行う。

③適切な重し(ベルト)をかけ早く乾燥させる。

④押し花は花保管箱に入れて保存します。

 その花の持つ色や形の美しさをいかしながらイメージして構図を考えて仮置きします。全体のバランス、位置を見ながら、全体のライン、ポイントになるお花は中心にもっていき、色の統一、葉とのバランス、小花を使うと作品が可憐になり、遠近感がでますと、先生のご指導の下、作品が一層奥深くなります。ラミネータフィルムを使っての作品は熱を加えることによって密着し、空気が入らなく防水効果もあり、いつまでも保存でき、日々使用できます。

押し花の変色は、水分、酸素、紫外線が主な原因になります。乾燥剤、脱酸素と共に押花絵をアルミとガラスに挟んで密封します。紫外線を避けて飾ることが出来、自然な色を長期間保つことが出来ます。

昨年はコロナ禍で感染拡大防止に向けた取り組みをして、スタッフ一丸となり文化祭を開催出来無事に終えることが出来ました。心より感謝しています。今後も文化芸術を支えて下さっている皆様に鑑賞して頂きたいと思っています。

押し花とプリザーブドフラワーを楽しむ会 中岡 美幸(層富No37号より)

 一昨年二月、職場の同僚に、退職する友人の贈り物を相談したのがきっかけでした。

講師の高橋先生のお店(花織)を紹介して貰い、体験に行かせて頂きました。

ブリザーブドフラワーは、造花やドライフラワーと違って、色鮮やかで瑞々しく、生花と違って、お世話もいらずに長期間楽しめます。正に良いところづくしのフラワーだと思います。

 センスのない私ですが、先生のご指導で簡単に完成できたことがうれしくて、先生には、手作りする楽しさや喜びを教えて頂きました。何度かお店に通うようになると、そのうちに、押し花にも興味が沸いてきました。先生は、平城ニュータウン文化協会で講師をされていると聞いて、直ぐに友人と二人で見学に行き、その場で入会させて頂きました。押し花は奥深く、美しく鮮やかな色に押せるようになるには、まだまだ難しいです。

 それでも、年一回の文化祭と奈良朱雀生協の作品展に「押し花額」を展示させて頂けたのはとても嬉しかったです。講師の高橋先生は、明るくいつも元気で魅力たっぷりの先生です。

 作品の最後に魔法の手を加えて下さると、見違えるように立派な作品に生まれ変わります。

ここで出逢った先輩方は、皆さん、とても親切で楽しい方ばかりです。経験が豊富で趣味を超えて楽しんでおられるので、皆さん、とても若々しく活き活きと輝いておられます。

 高齢化社会と言われていますが、指先を動かして脳を活性化し、好きなことをすることが若さの秘訣だと思います。

私も趣味を持ち、これからの人生を楽しみたいと思うようになりました。一か月に一回、この教室に通うことを待ち遠しく思っています。毎月、第四水曜日午前十時~十五時位まで右京ふれあい会館にて、皆で楽しくやっています。

随時体験も行っておりますので、是非お立ち寄りください。お待ちしています。

押し花とプリザーブドフラワーを楽しむ会 森山満里子(層富No36号より)

 文化協会に入会しまして5年が経ちます。

 毎年文化祭の作品、講演、講座などを通じて講師の先生、会員の皆様、地域の方々と親睦、交流、活動させて頂いておりました。毎年、秋の文化祭に展示されている押し花とプリザーブドフラワーを鑑賞させて頂き、その都度、押し花の奥深さ、見事なアレンジ、色彩の統一感、とても華やかな会場に感動しました。

 今まで地域でアートフラワーを学んでいたこともあり、この度入会させて頂くことが出来、大変嬉しく感謝しております。

 押し花の自然な色、いつまでも色が変わらなく鑑賞できる技法学び、日常生活で使う小物や額、その他色々な作品を高橋先生の素晴らしい感性でご指導して頂き、会員の皆様と作品を文化祭に向けて頑張りたいと思っております。

入会して間もなくプリザーブドフラワーを先生ご指導のもとに先輩方と一緒に完成出来、感動しております。月一回、会員の皆様とお会い出来、趣味で交流できます事を楽しみにしております。

     パッチワーク研究会 植倉 裕子(層富No38号より)   

 先日、見知らぬ人から声をかけられました。

「そのバッグ、自分で作ったの?私も以前、 パッチワークをしていたの。手作りなのかなと見ていたのよ。」と、突然言われ、私は「そうです。」と答えると

「ここの部分、難しかったでしょう。私もやったことがあるからよくわかるのよ。思い出したわ。手作りっていいわね。」と言われました。

 苦労して作ったのをわかってくれる人がいたことが嬉しく、ほっこりとした気持ちになり、手作りは人を和ませてくれる事を実感した出来事でした。

 私がパッチワーク研究会に入会した三年前は、全くの初心者でした。洋裁経験のない私は、生地を前にすると緊張してしまい、なかなかハサミが入れられず、ためらっていると、「女は度胸よ。スパッと。」との先輩の声に後押しされて、ようやく裁断できたのを今でも覚えています。

 そんな私が、リーダーの打田先生や先輩達の優しく丁寧なご指導のもと、作品を作れるようになりました。

 毎回、先輩達の制作中の作品を見るのが楽しみです。

「このアイデア素晴らしい。」「いつかはこんな大作に挑戦したい。」「これ作ってみたい。」と、見ているだけで刺激を受け、意欲がわき、私も頑張ろうと思えるから不思議です。

毎月二回。第二・四金曜日午後に集まって、和気あいあいとした楽しい雰囲気の中、各自自由に好きな作品を作っています。

 早くコロナが終息して、以前のようにおしゃべりしながら、楽しくできる日が戻ってくるのを願っています。 皆さんも私達と一緒に、パッチワークしませんか?

 

     パッチワーク研究会 成田 美智子(層富No37号より)   

 平城ニュータウン文化祭でパッチワークの作品に出会った折に私もやってみたいと思っていました。

 介護生活も終わり毎日が私の時間となり、パッチワーク研究会に入会致しました。メンバーの皆様の作品に触発されて私も、頑張らなくてはと思います。

昨年の文化祭に、念願だったベッドカバーを制作し、ゲストルームのベッドカバーとして掛けていますが、眺めては幸せ気分に浸っています。

 これからも気負わず続けて、ひとつづつ作品を作っていきたいと思っています。コロナウイルスが早く終息して、パッチワークの皆様とお会いできる日を願っています。

     パッチワーク研究会 生田 牧子(層富No36号より)

 総勢十五名で、第二・第四金曜日の午後活動しています。メンバーは皆針を持つのが好きな人達です。思い思いの布を持って集まり、リーダーにアドバイスをもらいながら個性あふれる作品を制作しています。

 幼い頃、母が洋裁をする傍らで裁ち落し布をもらってチクチクと針を動かしていたのが、私と布達との出合いです。誰に習うでもなく、洋裁本や手芸本を読み、見て、こんな美しいものが作れたら楽しいだろうなと、夢の世界で遊んでいました。長じて、妻、母の立場で、いろいろな布の世界で自己実現をしょうとしている人達に出会いました。彼女達のバイタリティに刺激され、私も何か特技が欲しいと思いつつ日々の生活に流されていました。

 娘達の嫁ぎ先の近くに引っ越してきて、パッチワークに出合いました。

リーダーの来るものは拒まずの広い懐に導かれ、パッチワーク研究会の仲間に入れていただきました。メンバーはお喋り好きで、口が動いているのか、手が動いているのか、それとも同時進行か楽しく作品を仕上げています。時の経過とともに創意工夫しているのが随所に見られ、腕が上っている人、のんびりの人、人それぞれですが、作品を仕上げた時は、皆満足そうな顔をして作品を見せ合っています。

 一仕事終えてからティータイムもあります。持ち寄った菓子を食べながら親睦をはかっています。その時間もメンバーにとっては大切な時間です。さまざまな情報交換は、私の生活にとって、とても役立っています。

 楽しいパッチワーク研究会です。興味のある方はいつでものぞいて下さい。お待ちしています。

     折り紙を楽しむ会 新司 輝江(層富No38号より)   

 コロナで暫くお休みだったこの会が、会場を別の広い場所で、換気に気をつけながら、再開されることになった時は、とても嬉しかったです。

 毎年の文化祭で折り紙の作品を見て、私も作ってみたいと思ったのがきっかけで、入会させていただきました。見ると聞くとは大違い。なかなか思うような作品が出来ませんでした。でも先生や周りの人達が丁寧に教えてくださり何とか作品が出来上った時は、とても嬉しかったです。

 年々目が悪くなってゆくし、指先も細かい作業が出来にくくなってきました。でもどんな作品も自分の作品はこの世でたった一つと思い直し、月一回の折紙を楽しむことにしました。 まだまだコロナの終息は程遠い様ですが、マスクを付け、部屋の換気に気をつけながら、折り紙と少しのお喋りを楽しんでいけたら幸せです。

     折り紙を楽しむ会 徳田 弥栄子(層富No37号より)   

新たな気持をもって、新年度を迎えましたが、テレビをつけると連日コロナ、コロナと怖い話ばかり。 例年だと、今の季節あちらこちらからと、花の便りが聞こえてきましたが… この事情いつ落ちつくのでしょうね。 友人からお誘いがあり、折り紙教室に入会させて頂きました。

最初、皆様方についていけるか不安でありましたが、先生方や先輩方に丁寧にご指導して頂き、お正月には干支、三月にはお雛様、五月には流鏑馬、四季の花々等、たくさんの作品が出来ました。その中でも一枚の折り紙で鶴を折りました。細い足、おおきな翼を広げた鶴を細い足で立たせた時、嬉しくて今でも感動したことを覚えています。毎月、皆さんとお喋りしながら楽しい時間を過ごしています。

一度皆さんもぜひ見学においで下さい。

 折り紙教室は、毎月第二火曜日北部会館二階  十時~十五時まで

        折り紙を楽しむ会 塩田香代子(層富No36号より)

 私が折り紙教室に入会したのは六年位前に友人に誘われて、文化祭の見学に行った時の事です。他のものは何も覚えていませんが、折り紙で作った薔薇の花に強烈に惹かれました。帰る時に折った花を貰って帰り、ひろげて見て元に戻せばいいと軽い気持ちでひろげましたが、そう簡単に戻せるものではありませんでした。友人に話すと折り図のコピーをいただきました。

 それから毎日、毎晩、コピーを見ながら折り続けました。それを見た家の者に、「毎日毎日よく飽きがこないネ」と云われましたが、「やっと」出来上がった時のよろこびは本人でないとわかりませんね。私でもこんなのが出来るんや‼

これは私の宝物や‼あの世までつれて行こと……毎日毎日折り続けました。

 次の文化祭に薔薇の花輪を参加させていただきました。それから毎月の折り紙の日を楽しみに参加しています。

 指が動かなくても口が動き、お名前は知らなくても顔を覚えて,わからない所は教えて貰って楽しく一日が過ぎてしまいます。 この年になって楽しく過ごせる事とよろこびを教えてくださる先生に感謝し、折り紙を続けて行きたいと思っています。

「わくわくニット」 鷲尾 牧子(層富No38号より) 

 手編み同好会からわくわくニットに変更して、今年で三年目に入りました

 新型コロナウィルス感染予防のために活動も制限されて休講になってしまいましたが、昨年の文化祭は思っていた以上に素晴らしい作品が出展されました。四月からのおけいこも休みでしたのに皆さん頑張って作られたことです。

 堀口先生、松岡先生の温かい丁寧なご指導のお陰です。感謝しております。

 私事ですが新型コロナウィルスのために外出を控えて家での時間が多くなり、手早く、簡単にできる身の回りの小物を作ったり、セーターを編んだりして自己満足していました。そして親戚や友人にプレゼントして喜ばれると嬉しくて、家にある材料で工夫して何ができるかと考えながら作っていました。

 今日迄、おけいこも余りできませんでしたが、役員の方の協力で高の原駅前団地集会所をお借りすることになり、皆さんとお会いできたこと喜んでいます。

 新型コロナウィルスが一日でも早く終息して、元のようなおけいこができますようにと願っています。

 手元を動かすことは老化を遅らせボケ防止にもなるようですから気軽に、初めての方でもいつでも入会できますので始めては如何でしょうか。一度北部会館二階を覗いて見て下さい。

 毎月第一木曜 一三~一六時です。お待ちしています

 

「わくわくニット」 大西 洋子(層富No37号より)

 私は平城ニュータウンへ引越して来て、もう十五年になります。

 知らない土地へ来てお友達も無く、何かで人と人のつながりが出来たらと思っていました。そんな時、秋の文化祭があると聞き、展示されている会館へ足を運びました。

展示されている皆さんの作品の素晴らしいこと。

 そこで編物を見せて頂いた時、編物が好きだったので、私にも出来るのではと思い、会の方に聞きましたら、文化協会には沢山の会があり、好きな会にいつでも入会できるとの事、又、「型にとらわれず、自分の好きな物を編んでいいのよ」とも言って下さったので、安心して入会させていただきました。入会して六年目になります。

 リーダ、先輩の方々が優しく教えて下さったおかげで、秋の文化祭に今では何点か出品出来るようになりました。

月一回の三時間、編物の話だけでなく、いろんな話、編物の手を休めて話し込んでいたり、楽しい時間があっという間に過ぎます。皆様も教室を覗いて見て下さい。

月一回が楽しみで、早く来月が来ないかなあーと思う毎月です。

        絵画・絵手紙の会 中野美恵子(層富No35号より)

 4月3日から開講した絵画・絵手紙の会に参加しました。絵画の人は、絵画で前から入っていた人なのでベテランな人です。絵手紙は、まだ始まったばかりですが、私以外は絵を描いていたような人たちで、上手な人ばかりでした。

 私はお手本がありそれを見て描くのかと思っていましたが、スケッチからそれも下書きなしで、習字筆で輪郭線を描き、それにそって顔彩を用いて描いていきます。すべて初めてで輪郭を描いていくのが難しく、まず線の描き方の練習でした。顔彩も始めて使うので、これから先生にいろいろ聞きながら描いていこうと思います。また絵手紙ですので必ず言葉が必要で、その言葉を入れるのが難しいものです。

 毎月2回火曜日、9時半から11時半まで北部会館北福祉センターで行っています。私の初めての絵手紙です。

 あと一年でどう変わるのか楽しみです。楽しみながら行っていますので、興味のある方はご参加ください。

     トールペイントばらの会 奥谷敏子富No35号より)

 私とトールペイントの出会いは公民館の女性セミナーに参加し、トールペイントを体験、ティシュボックスにばらの絵を描いた時が最初です。その時に西本先生に声をかけて頂き、この講座に入会しました。何の絵心も無い私に先生は親切に教えてくださり、少しずつ進歩してきました。

 私は難しい絵は苦手で、誰でも書ける花や動物の絵を描き、作品を作っています。文化協会の作品展には、皆と同じ作品でアヒルのドアストッパーや世界の人形を描いて出品しました。同じ素材でもそれぞれ個性が出て楽しく描けました。この他、無地のカバンを探しては花の絵を描いています。

 去年はアジサイのブローチを作りました。私の好きな作品の一つです。トールペイントに興味のある方は一度見学に来てください。皆でわいわいおしゃべりを楽しみながら一緒に素晴らしい作品を作りましよう。

活動日は毎月第2水曜日、午後1時から4時まで、場所は平城西公民館です。 

   押し花とプリザーブドフラワーを楽しむ会 

                 高橋かおり富No35号より)

 平城ニュータウン文化協会の「押し花を楽しむ会」講師をさせていただき何年だろう。そう思い調べると、10年経っておりました。11年目に突入です。

 10年前の2008年春、私は長くご指導されていた、故・広崎光子先生に代わり、講師を引き継がせていただきました。長くご指導された広崎先生のお教室に、急に若い私が講師をさせていただく事となり、生徒さんも大変不安だったと思います。私自身も不安でしたが、生徒さんの和気あいあいと楽しんで押し花をされる環境の中で一緒に楽しんで出来るようになりました。

 押し花は専用のマットに挟んで乾燥させます。厚みのあるものはカッターで厚みを半分にしたり、花弁が多い花はバラバラに押して仕上げの時に組み立てたり。野草などは簡単に押し花に出来ます。押し花が出来ると、押し花を使ったキャンドルや、ボールペン、マグネットやメッセージカード、押し花のシールなど、資材を使って色々な小物が作れます。そして小さな額や、大きな額を作るとデザインも自由に出来、押し花の世界が更に広がります。お教室で仕上げた作品はどれも個性ある作品となって、秋の文化祭では完成した色々な押し花額や小物を展示出来、とても華やかな会場になります。

 この春よりプリザーブドフラワーアレンジも加わって、「押し花とプリザーブドフラワーを楽しむ会」になりました。押し花が少ない季節にもお花を楽しみたいとご希望あり、プリザーブドフラワーアレンジ作りも出来ます。

毎月、第4水曜日午前10時~15時位まで右京ふれあい会館にて、皆で楽しくやっています。随時体験も行っておりますので、是非お立ち寄りください。お待ちしています。 

パッチワーク研究会 榊原厚子(富No35号より)

 定年後は奈良に住みたいと言う夫に誘われ、移住して3年半がたちました。文化協会との出会いは間もなくの事で、今の私共の生活に思いもよらない彩を与えてくれております。

 私のパッチワークも3年目に入りました。布いじりは幼いころより大好きで、学生時代には外国映画に憧れ、自分の部屋のカーテンやベッドカバーを工夫して、洋風に仕立てたりしていた記憶があります。結婚後も子供服やインテリア小物作りを友人達と愉しんでおりました。それらの本体はとっくに何処かに行ってしまいましたのに、ハギレは何故か捨てられず残っていて、いつかパッチワークにと取っていたように思います。

 布には私達を包み込んでくれる温かさがあり、四季折々に、又、時代や国ごとの感動をもたらしてくれました。30代の頃ヨーロッパを旅した折、英国ではローラアシュレイ、リバティプリントに、北欧やイタリアではモダンなファブリックに衝撃を受けたり、又パリの蚤の市で見つけたアンティークレースに胸がわくわくしたことを今も忘れられません。一方日本の織物にも魅せられ、各地の布地を集めてまいりました。

 そういうわけで材料の準備は万全ですが、いざパッチとなると、なかなか独創的なものには至らず、打田先生のアドバイスとテクニックに頼っております。行き詰まった時は先生のアイデアで瞬く間に大変身、いつも驚かされてしまいます。いつの日か先生のようにキャンパスに絵を描いたような作品をと、夢ばかりを追っております。

 何はともあれ、毎月2回の愉しいパッチのお仲間との語らいは、新しい地・奈良に来て良かったと癒されるひとときとなっております。どうぞ、皆様もご一緒に、“布遊び”楽しみませんか! 

     折り紙を楽しむ会 永松笑子富No35号より)

 私が折り紙に出会ったのは、文化協会の山浩(山本浩之)アナウンサーの講演の帰りにふと立ち寄った展示でした。可愛く立派に折られたお雛様が並んで飾られていました。すごく素敵で興味が湧き自分でも出来るのか不安でしたが、その月から入会させて頂き今年で4年目です。

 月1回10時から3時まで長時間ですが、リーダーの熊本さんや先輩方に教えを乞いながら折り進んでいくのであっという間に時間が来ます。

 作品は年中行事や季節に合ったものを考えて下さり、作品によっては材料まで用意頂けるのでそのご苦労は大変なものです。感謝しております。

 教室は和気藹々(あいあい)、笑い声もここかしこに、あーでもない、こーでもないと折り図を見ながら折り進んでいます。仕上がった作品はいとおしく、自分ながら良く出来上がったと自己満足しています。

 我家の下駄箱の上は作品であふれています。あまりにごちゃごちゃしているので作品が可哀相です。飾り方も勉強しなくてはと思っています。次回は何を教えて頂けるのか、どんな作品に出会えるのか毎回ワクワクしています。

       手編み同好会  柳本 恵子富No35号より)

 編み物同好会は今年の4月で7年目になります。楽しい明るい教室で堀口リーダーのもとに、その間数えきれない作品が、出来上がってきました。文化祭では毎年多くの作品をご覧になっていたと思います。会員の皆様の努力、堀口リーダーのお力添えの賜物でしょう。同好会一同深く感謝しております。長い間本当にありがとうございました。

 堀口リーダーよりこの4月から引き継ぐ事になりました。

 私は、ヴォーグ学園の手あみ講師講座、手あみ指導員養成講座を、平成6年10月に終了後、個人的に教えていました。この度リーダーとなりましたが、編み物大好きだけで、まだまだ力も足りませんが、皆様の作品づくりに、毎月の講座の時間を楽しんでいただけるようにと思っております。お手持ちの毛糸などを活かして作品を、いろいろな編み方で作っていきましょう。

「手編み同好会」は月一回の開催ですが、編み物を始めたいと思われる方も、興味をお持ちの方も、是非一度見学にいらしてください。編み物のお話、手作り もの作りのお話、たくさん話をしたいと思っております。お世話役の方々、同好会の皆様、今後ともよろしくお願いいたします。