語学・声楽関連 講座・同好会の紹介

ここでは「英語講座」 「中国語同好会」 「詩吟の会」 「歌声サロン」の会員情報や作品紹介をいたします。

     英語講座 大浦 貞子(層富No38号より) 

 日本人ほど長く英語を学んでいる人類はないのではないでしょうか?

 併しその割には、話せない、書けない。(私だけかもしれませんが?)

私が今まで英語を学んできたのは海外旅行で使いたいとの思いでした。

幸い橋本先生の英語の教室で学ぶ事ができ幸運でした。橋本先生の英語講座は授業がとに角楽しい。特に嬉しいのは英語の歌を歌う授業。毎週月曜日に歌っていると家でもメロディーが口について出てきます。教科書の他に落語等を英語でプリントしてくださって面白く皆と笑いあう授業。

先生は広い知識で世の中の事、政治の事も話してくださいます。その他、季節ごとの食事会、花の下でのお茶会をして私たちを楽しませてくださいます。

皆で外食することもありますよ。

 毎週月曜日、九時から十一時半迄。先生の熱心な授業があります。(先生の努力には頭が下がります。)

 海外旅行では少なくとも英語が必要だと思います。個人旅行で道に迷った時。ツアーでも、仲間の一人が検問にかかったとき添乗員がその人について行って自分らだけで現地にいかねばならない事もあります。

世界の人達が乗るクルージングでは下手な英語で話すこともありました。

近頃は飛行機の中で日本に働きに来る人や世界遺産目当てに来る人も多い。

私は下手の横好きというか石の上にも三年(私の場合は何十年)やっと簡単な文章位は読めるようになりました。

     英語講座 佐川 道夫(層富No37号より) 

 日本語を喋れない孫達とどうにかしてコミュニケーションを取りたいと思っていたところ、妻の知り合いからこの英語講座を教えて頂きました。それから三年。毎週月曜日の午前の二時間、英語の勉強の合間に病気や薬の話で盛り上がっています。

 一時限目は中学英語の教科書を使って基本文の勉強です。読むのは簡単だと思っておりましたが、テープを聞くと大変。at、in、等の前置詞は聞こえません。

 数は頭に数字を描いている間に前の数を忘れています。十五なの 五十なの? 日本語の数字は四桁で呼び方が変わりますが英語は三桁です。

 頭で換算している間に文は終わっています。結局何を聞いたのか判らなくなってます。耳を慣らすのが大事と一生懸命きいています。

 二時眼目は英語の歌から始まります。童謡二曲、ポップス三曲です。 童謡の速さになかなか追いつきません。 

 歌詞を覚えたら追いつくかも知れませんが一〇秒で記憶が消える為なので口パクでごまかしています。ポップスは昔ラジオで聞いていた曲が多いのでどうにか歌え、いい気分の時間です。

  Knock、Knockの時間では英語の親父駄洒落を勉強してます。このKnock、Knockが米国映画に出てきたときいい気分です。

落語を英語で勉強するコーナーではテープで聞くときは知らない単語や文章の長さに頭がついていかず、話は知っているのに笑えません。英文を読むと大体判るのですが、聞いて判らなければ落語じゃないだろうと耳を慣らすために努力しております。 大体この辺りで時間が来ます。

孫が高校生・大学生になった今では、こちらの英語のレベルでは会話になっていませんが曾孫には通じるように講座に参加しています。 今年はCOVID-19で駄目でしたが、毎年「桜を見る会」と「クリスマスパーティー」では弁当持参で楽しいひと時を過ごしております。

     英語講座 小嶋良子(層富No36号より)

 私と友人のNさんはコーラス仲間です。そのNさんが「英語講座で歌う時間があるから来ない!」と誘ってくれましたので早速入会させていただきました。

ところが、いざ英語の歌を歌ってみると、これが何とむずかしい!

子供の歌三曲、大人の歌二曲、この子供の歌のテンポが速くてとてもついていけない。

「え~、これはシルバーにはとても無理々々、選曲間違っていませんか?」と心の中で叫ぶ私‥‥

ところがです、毎週地道に歌っていると次第にスムーズに歌えるようになってきました。CDについていけるのです。まさしく「継続は力なり」 

 アメリカの実業家サミュエル・ウルマンの詩の一節に「若さ(青春)とは人生のある時期を示すのではなく、心の状態(持ちよう)を示すものだ」とあります。

私も「英語講座」の一員として英語の歌に挑戦し、子供の心を持ち続けたいと思っています。 

中国語同好会 徳田 正(層富No38号より) 

 私は新婚旅行も国内で、また長年勤務した会社でも海外出張の機会に恵まれず、二〇〇四年の中国北京への家族旅行が初めての海外旅行でした。

歴史的な文化遺産である万里の長城、明の十三陵、故宮博物院(紫禁城)等、中国四千年の歴史とその壮大さに圧倒されました。

 当時は二〇〇八年の北京オリンピック開催前で、都市基盤は整備途上で、幅員五〇メートル以上もある道路の交差点でさえも信号機のない所が多く、家族全員が身を寄せ合いながら命がけで道路を横断したことも今となっては懐かしい思い出となっています。

 強烈な印象を受けて帰国した私は、次回の中国旅行は少しでも自分の口で中国語を話して訪れたいと思ったのがきっかけで、帰国後すぐにNHKの「テレビ中国語」講座により中国語の学習を開始しました。しかし独学は継続するのがなかなか大変で、これまで幾度となく年度末の最終回までたどりつかず、挫折を繰り返してきました。またテレビが相手では私の発音が正しいのかどうかもよくわかりません。私の中国語の発音は、家族から常に疑念を抱かれていました。

 そんな折平城ニュータウン文化協会に中国語同好会があると知人から聞き、紹介を受けて約四年前に入会させて頂きました。

 中国語同好会は現在会員数が約二十五名で、私の参加する初級クラスでは、NHKの「まいにち中国語」ラジオ講座のテキストや先生が作成されるプリントで学習し、中でも特に難しいとされる発音と声調(声の抑揚)を、各人の発表を通して毎回先生に鍛えられています。(少しでも発音や声調を間違えると間髪を入れず先生のチェックが入り指導を受けます。)

その他中国の文化、行事、生活習慣及び現代中国事情等を学習し、さらに中国語の歌も唄って楽しんでいます。また応用コースでは小説の読解や漢詩等を学んでいます。

 中国語に少しでもご興味がある方は、是非一度見学にお越しください。

  【中国語同好会のご案内】

 右京ふれあい会館にて、第五週を除き毎週木曜日の午前中(初級コースは9:15~10:30、応用コースは10:45~12:00に開催されます。詳しくはホームページをご覧ください。《https;//heijyo-newtown-china.jimdofree.com. 》しています。

講座は第五週を除く毎週木曜日の午前中(初級コースは九時十五分~十時三十分、応用コースは十時四十五分~十二時)に開かれます。詳しくは「中国語同好会のご案内」《https://heijyo-newtown-china.jimdofree.com/》をご覧ください。

中国語同好会 神澤 章(層富No37号より)

 私は現在七十才=古希です。今の中国と同い年です。中国河北省唐山市に仕事で六年間駐在していました。六年間も中国に駐在していたら、さぞかし中国語がペラペラと思われるでしょうが、それがまったく駄目で、この中国語同好会に来るようになりました。

 中国語は文法が英語に近い反面、「四声」(ā á ǎ à)と発音が難しく皆さま結構苦労していますが、これとても楽しんでいる様子です。初級コースでは、NHKテキストの「おもてなしの中国語」での日常会話や「レベルアップ中国語」での発音練習をはじめ、中国の行事や時事、生活習慣など今日的中国事情をタイムリーに教えていただくとともに、中国語での歌の練習もしています。応用コースでは中国の詩を中心に勉強しています。

中国語同好会は、現在二十五名前後の会員ですが新規加入の方も増えています。男女ほぼ同数、年齢も近い方が多く、お花見や新入会員の歓迎会など自由参加のイベントも盛り上がり、また秋の文化祭では中国語の歌を披露、発表も予定しています。

講座は第五週を除く毎週木曜日の午前中(初級コースは九時十五分~十時三十分、応用コースは十時四十五分~十二時)に開かれます。詳しくは「中国語同好会のご案内」《https://heijyo-newtown-china.jimdofree.com/》

をご覧ください。

 2020年は新型コロナで厳しい状況ですが、東京オリ・パラ、2025年は大阪万博です。この機会に、面白くてためになる中国語同好会へご入会ください。見学も大歓迎です。

中国語同好会 松下育夫(層富No36号より)

 各位你好(=みなさん今日は)。中国は四千年の歴史と人口十四億人の大きな隣国で、特に最近ではIT、AIを使った決済方法や顔認証システム等最先端分野で世界をリードしています。

 日本にとって中国の動向は非常に大きな関心事であり、言葉の壁を乗り越え交流を一層進めることが大切です。

 私自身はこれまで北京、香港、カシュガル、ウルムチなど中国本土と台湾に行き、また奈良へも中国から大勢のインバウンド客が訪れていますが、どこでも一体何をしゃべっているのかさっぱりわからず残念な思いをしてきました。かねて中国語を話したり聞いたりし交流できれば随分楽しいだろうなと思い、また以前から友人に中国語同好会への参加を勧められていたのですが、昨年七月サラリーマン生活卒業を機に入会させていただくこととなりました。ありがたいことにこの友人こそが優しくて丁寧な初級コースの講師なのです。

 中国語は文法が英語に近く文字も漢字なので親しみやすい反面、「四声」(ā á ǎ à)と「軽声」の声調、発音が難しく皆さま結構苦労していますが、これとても楽しんでいる様子です。初級コースでは、NHKテキストの「おもてなしの中国語」での日常会話や「レベルアップ中国語」での発声練習をはじめ、中国の行事や時事、生活習慣など今日的中国事情をタイムリーに教えていただくとともに、中国語での唄の練習もしています。

 中国語同好会は、現在二五名の会員ですが新規加入の方も増えています。男女ほぼ同数、年齢も近い方が多く、お花見や新入会員の歓迎会など自由参加のイベントも盛り上がり、また秋の文化祭では「蘇州夜曲」など日頃の練習成果の披露発表も予定しています。

 講座は第五週を除く毎週木曜日の午前中(初級コースは9:15~10:30、応用コースは10:45~12:00)に開かれます。中国語同好会の2019年度会費は初級コースが2500円、応用コースが1000円です。

詳しくは「中国語同好会のご案内」https://heijyo-newtown-china.jimdofree.com/ をご覧ください。

2020年は東京オリ・パラ、2025年は大阪万博です。この機会に、面白くてためになる中国語同好会へご入会ください。見学も大歓迎です。谢谢(=ありがとうございます)。

    詩吟の会 「詩吟の経験」 篠原 ひろみ(層富No38号より)

 高校三年の時の担任の先生は漢文を主たる専門にしておられる温厚な国語の先生でした。漢文を学ぶ時間の割合はカリキュラムの中では少ないものでしたが、先生は何度も声に出してくり返し読むようにいわれました。

 読んでいるうちに雄大な景色のなかにいるように感じたことが度々ありました。

 先生は漢文に興味がある生徒のために週一度、始業前の一時間に漢文の講習をして下さり、学年で五人位申し込みました。講習の中で杜甫の「春望」、朱熹の「偶成」、張継の「楓橋夜泊」等々‥‥背景の歴史、文化、作者についてなど学びました。しかし週に一度、一時間早く起きるのが難しく、折角の時間を大切にできなかったのが残念です。

 その後漢詩に接する機会が少なかったのですが、一年前に高の原吟詩会に入会させていただいて、何十年前の好きだった漢詩の世界がよみがえりました。

 新型コロナの終息がまだ見えない現在ですが、マスク着用、広い部屋を換気し、少人数で密になるのを避けながら、月二回練習に通っています。

 最近は声を出す機会も少ない毎日ですが、詩吟は思い切り声を出し健康にも良く、好きな詩吟の世界に浸って、充実した時間を過ごさせていただいています。

 先生は生徒のうまくできない所はできるまでくり返し教えてくださいます。

先輩の方々の吟踊は素晴らしく後輩を指導してくださいます。 

 この会の中で漢詩は目で読むだけでなく、音階、抑揚をつけて吟踊することで、漢詩の理解が増すことに気づかせていただきました。詩吟の会に出会って本当によかったと思っています。

詩吟の会 「詩吟の経験」 多鹿 治良(層富No37号より)

 ある日、友人が平城の公民館で、詩吟を習っていることを知り、心が少しざわめきました。実は、大昔の学生時代に、一時、詩吟クラブに所属し、大声をはり上げていたからです。

懐かしくなって、すぐ友人に頼んで、公民館での練習を見学させて頂きました。練習風景は、女性の方が多く、ソフトな感じでした。なにより、皆さんが楽しく詩吟されているのを見て、少しうれしくなりました。

昔の練習風景は、男世界で発声が中心で、力強さが強調されていました。当時一回生二回生は合吟が中心でなおさらです。在籍中、発声以外の詩吟の勉強は、余り出来なかったと思います。

そして今、早いもので平城西公民館、真風流に入会して、約二年になります。入会して本当によかったと思っています。

この間、西尾先生、大村先生そして会員の皆さんに厳しく指摘、指導いただきました。思うに、この真風流の指導は、言葉を非常に大切にしているのが印象的です。私も、詩の意味、言葉の意味を大切にして、味のある詩吟ができればと思っています。

 練習日 第三水曜日 平城西公民館 午後一時~三時

詩吟の会 中村憲子(層富No36号より)

 私と詩吟との最初の出会いは、二十年程前の小学校の同窓会の時に初めて聞きました。

 二年前、熱心に入会を勧めて頂いた時は、突然で考えもしていなかった事、以前から詩吟は難しいとの先入観からの思いで、暫くは躊躇していましたが、一ヶ月を過ぎた頃、公民館での練習の様子を見学に誘っていただきました。

和気あいあいとした雰囲気の中で、楽しそうに練習されているのを見て、入会を決めました。現在入会されている方は十年前後の経験のある方ばかりです。

 私は何も解らないことばかりですが、皆さんの親切心に甘えながら続けています。

 詩吟は一編の詩によって、吟ずる人、聞く人に感動を与えます。人間の心を歌う文化でもあります。

初めて中部公民館での発表会の時、舞台の上で吟じるのはプレッシャーと緊張感の為、始まりの時も終った時も、分からないくらい頭が真っ白になってしまいました。また失敗によって落ち込む事もありますが、それもみなプラスに考えるようにしています。

大きな声を出すのは苦手でしたが、今では少しづつですが、出るようになって来ました。

 何より健康維持、ストレス解消の為、そして一期一会を大切に皆さんとの温かい心に触れ、自分自身を少しでも深める事が出来ればと思います。

第一水曜日、午後一時~三時迄、平城西公民館の図書室で西尾先生を中心にお喋りをしながら、大きい声を出してみませんか? 

 歌声サロン 澤井 多年夫(層富No38号より)

  会社勤めも終わり、自分の時間が自由に使える新しい生活が始まったとき、これからは、自分が好きなスケッチなどの絵をかいたり、歌を唄ったりでき、ワクワクする生活ができると、胸を時めかせたのを、思い出したりします。

 あれから、約二十年、住いも東生駒から、帝塚山、そして約十年前に、この緑の中の町、高の原で落ち着きました。

 この街は地域の各種活動も活発で、私も色々な地域の活動の仲間に入れていただいて、日々楽しんでいます。

 その中の一つが、この文化協会の歌声サロンです。他の活動の中で知人から紹介され、楽しく仲間と一緒に大きな声で歌っています。

 私の好きな歌は、やはりメロディーにその詩がうまく乗って・・・と言っても、歌は人それぞれ感じ方が違うので、これが絶対というものではありませんが、時には、一人勝手に乗って歌っていて、ハッとすることもありました。皆さんに申し訳なく思うこともありますが・・・

 この高の原地区は、花や緑の多い散歩に適した径がたくさんあり、私も散歩のときは、歌を口ずさんで、次の集まりではこの歌をリクエストしようと一人納得しながら楽しんでいる毎日です・・・

 そんな楽しい仲間とのつながりが昨年から皆さんご存じのとおり、コロナのために、活動がほとんど中止で、仲間との楽しみが無くなりいまさらながら、

 この地域活動が私の生活の中で重要な位置づけだったのかが思い知らされ・・・なぜ生きるのか・・・と考え込む毎日です。あの懐かしい歌声が耳に残って聞こえています。

 早くコロナをやっつけて元の生活に帰りたい!

 歌声サロン 西川 治美(層富No37号より)

 私が「歌声サロン」を知ったのは、2018年12月のことでした。

近所の人に、北部会館で色々楽しいサークルをしていると聞いて、一度見学に行って見ようと思い教室に行って見ました。

 知っている人は全然いませんでしたが、エレクトーンの演奏に合わせて知らず知らずのうちに歌っている私でした。大きな声で、昔からの懐かしい歌を歌うと、すごく何かスッキリと楽しくなってきます。

 長い間パートで働き、それも定年になり、それからは特に何をするということもなく、家にこもる毎日。出かけることと言えば、日々の買い物、友人と時々食事や寺社参拝に出かけるという具合。認知症予防や身体のためにも、もっと外に出かけなければと思い、とりあえず歌声サロンに翌月から正式に参加することにしました。

  それからは毎月一回行くことが楽しみになり、秋には「平城ニュータウン文化祭」の催しで舞台に立ち、歌うことになりました。人前で、そして舞台で歌うなんて、何十年前の高校のコーラスのコンクール以来です。ドキドキしながら舞台に立って、観客の皆さんの前で歌うと、それまでの心配はどこへやら、意外と気分はノリノリ。何でもやってみるものだと感じました。

  実際に大きな声で歌うことは、楽しい時はもちろん、少し悩みがあって、気分が勝れない時やストレスを感じている時でも、歌っている時だけでも忘れさせてくれます。そして歌を通して昔の思い出が、何十年前の出来事が、さっと目の前に浮かんでくる不思議。「本当に歌っていいな!」と心底感じています。

  今、「新型コロナウィルス」の感染が世界中に蔓延して、「歌声サロン」だけでなく、あらゆる行事や催しが出来なくなり、大変な状況です。また皆で歌う日が来るように、早く終結することを祈るばかりです。

 歌声サロン 北島 忠「思い出すなあ~層富No36号より)

 歌声サロンに入会し、この稿を書かせて頂くことになりました。

 歌は、自分の過ごした色々の時代を、連れてくるものだなあ、と改めて感じます。先ず歌が嫌いになった苦い思いが、脳裏を騒がせるのは、小学校六年生の時、ピアノに合わせ、一人で歌う授業がありました。私は変声期で声が出ず、歌えませんでした。それ以来、歌うことを極力避けて来ましたが、また歌い始めるキッカケは、社会人になった二十二~二十三歳の頃でした。

山登りが好きで、ギターの弾き語りが上手な先輩から、半ば強引に、東梅田?にあった歌声喫茶に誘われ、帰りに近くの少し汚い店で豚ペイ焼きをご馳走になりました。それ以来何回か誘われて行くうちに、自然と歌うようになり、楽しく過ごして行きました。気がつけばいつしかスナックにボトルをキープし、人の迷惑も考えず、一人悦に入ってカラオケで歌っている自分がいました。

 それからかなりの時間を経て、歌声サロンでも一人悦に入って、声を張り上げ迷惑をかけているかも知れない自分がいます。プロジェクターから投影される歌詞とともに、淡く浮かび上がり、歌にぴったりな美しい背景画の映像を見ながら、気持ちよく歌っています。私の後や左右からは若々しく、伸びのある美しいソプラノの淑女達の歌声が、心地よく届いてきます。お世話役の喜劇役者も顔負けの、エンタティナーぶりに、とても癒されます。

 先生は、澄ました顔をして、独り言のような感じで駄洒落を言って笑わせてくれます。また、歌が作られた背景なども教えてくれます。歌声サロンは楽しいですよ。是非一度覗いて下さい。「歌は世につれ、人につれ」と言います。この時のこの詩を、その声で、あなたの新しい一ページにしませんか。ご入会を待っています。

英語講座 北島 忠層富No35号より (会社村一辺倒からの脱却)  

 ある月曜日、橋本先生から「『層富』に投稿して欲しい」との要請をお受けしたものの、・・・・でした。

 標題の通りテーマを決め、書き始めましたが、ここ数年は文章を書いたことも無く、漢字を書くのも、また一苦労。英語より前に、国語を勉強する必要があると思いながらも、次の通りまとめました。 ご一読を願わん!

 定年退職後、八年目を迎えようとしていますが私の友人のほゞ百パーセントが、会社村の連中です。価値観や匂香が、大きなところでなんとなく似ていて、なんとなく心地良く過ごしています。反面、近所の人達とは、会釈する程度であり、地域のことについて「知ろうとせず、関わろうとせず、無視もせず」と、中途半端な三つの「せず」を満喫中?で、会社村の連中と会わない日の大半は、家でゴロゴロしていました。一方、妻は私と逆で行動的で情報通なのです。「年間千五百円で、色々習えるよ。安いし、英語行かない」「別にいいよ。恥かくし・・・」「ボケ防止になるよ。

 最初私も一緒に行くから」と引っ張り出されて入会。今年の二月で一年が経過しました。因みに妻は本当に最初の一回きりの参加でした。

 さて、英語講座には美しく逞しい女性陣、経験豊かで懐深い男性陣の、博学多才な皆様がおられて、国内外の旅行・文化・芸能・芸術・時事等のお話しなどを伺うことが出来て、楽しい時間を頂いています。これを機会に、地域行事等にも参加し、会社村一辺倒から脱却したいと思います。ところで、肝心の英語ですが、読むは、早口言葉のようで舌回らず。聴くは、耳に届く前に終わる。和訳は、文章にならず。多分最低の受講生です。

恥をかかさないようと、先生のさらりとしたフォローを感じますが、英語の前に先ず国語講座だね。「オチ」で、「はいおしまい」 ご一読に感謝! 

中国語同好会 辻 紀久雄層富No35号より)

 私が中国語同好会に入会したのは、2016年5月でした。長年単身赴任が多く、奈良に戻り何か興味のあることを探しておりました。10数年前に、中国での合併会社設立に関係したことがありましたので、中国語には興味を持っていました。始めは「ラジオまいにち中国語」を独学で勉強していましたが、長続きすることが難しく挫折を繰り返していました。

文化協会便りをみて中国語同好会を知り、早速見学会に申し込みをしました。皆さん大変熱心で、親切に対応していただきました。また、色々なレベルの方がおられると聞いて自分も続けられるのではと入会を決めました。

奈良にも訪日外国人が多数来られるようになって、町の標識なども、英語、中国語、韓国語が併記されています。駅構内、デパート、電気量販店でのアナウンスも三カ国語で行われます。

 2017年度は訪日外国人の数は2869万人でした。東京オリンピックの年には、4000万人に膨れ上がると予想されます。さらに大阪万国博覧会が実現されれば巨大なインバウンド市場になるでしょう、取分け、訪日外国人の約50%が台湾、香港を含む中国人の方です。入会して、約2年になります。まだ中国語で話をする勇気はありません。継続して学習していれば必ず叶うと思っています。中国語同好会では、毎週木曜日(第5木曜日は休み)午前9時15分から初心者コース午前10時45分から応用コースを学んでいます。

 初心者コースでは最初、中国語の歌を合唱して、リラックスしてから学習に入ります。

「まいにち中国語」では、初歩の四声発音を学び「おもてなし中国語」で日常使われる会話を模擬実践の対話、そして中国で話題になっている時事の紹介等を学習しています。

 応用コースでは漢詩や小説などを読みながら中国の長い歴史にも接することができます。

 興味をお持ちの方はぜひ見学にお越しください。お待ちいたしております。 

詩吟の会 杉田英二(層富No35号より)

 平城ニュータウン文化協会にお世話になって21年になります。詩吟は漢字でつづった詩に、節をつけてうたうので、堅苦しいものと思っていましたが、会員の方は皆さん親しみやすく打ち解けてくださったので入会しました。

 練習日は世間話のあと、テープ再生音を全員が聞き、お腹の底から大きな声を出し、発声練習をします。続いて課題の詩も順次、練習します。それが健康につながります。

 平城西公民館の入り口の隣にある図書室で、毎月第1、第3の水曜日、午後1時から3時まで練習をしています。いつでも見学に来て下さい。 

歌声サロン 窪田 敦子(層富No35号より)

 私は歌声サロンに入会させて頂いて2年になります。きっかけは自治会の回覧でした。

 それまで勤めていた会社を退職し、歌とスポーツが大好きな私は、文化協会の歌声サロンの案内を見て早速申込みました。

 初めて参加させて頂いた時はびっくりしました。どう見ても私より人生の先輩の方たちばかり。入会するかしないか迷いましたが、参加させて頂くたびに皆様の歌の上手なこと、そして何より元気で明るいこと。

 皆様から元気を頂いているような気がします。

 平成28年の文化祭発表会に参加させて頂いた曲の中に「峠の我が家」がありました。

この曲の歌詞が私の故郷そのものです。「空青く山は緑、谷間には花咲き・・・・」

 私のふるさとは山と茶畑、田んぼ、近くには自然公園に指定されている神野山があり、鍋倉渓があり、夜は星がきれいです。本当に自然豊かな村です。私が小さい頃はボンネットバスでした。それからメロディーバスに変わり、このメロディーバスの曲が「峠の我が家」でした。貧しかったあの頃を思い出し、ふと涙が出てしまいました。涙は自然の目薬だそうです。

 歌声サロンで、時には涙を流し、思いっきり歌を歌えることに感謝の気持ちでいっぱいです。

 歌の好きな人、一緒に歌いましょう。 

英語講座 井上 裕子 (層富No34号より)

 学校や実社会で永きにわたり、英語を学び親しんできたハズなのに、その土地、その時期に、置き忘れてきた感が、私には少しありました。ポップスを聴いても、歌詞がわからなくても全く苦にならず、ええ歌やん、と、ただメロディを聞き流していることも多かったです。 会話の時、「すみません、今なんと言われましたか」、「もう一度おっしゃって下さい」と、二、三度聞き返しても、やはり同じように聞こえ、それ以上は尋ねにくく、そのままうやむやになってしまったことも・・・。

 でもこの講座では、同じフレーズを、何度も、何度でも、それこそ皆が納得するまで再生して下さり、最初は、何のことを言っているのか、あまり判らなくても、少しずつ内容が理解できかけるのが不思議です。

 橋本友子先生のこの講座の特徴は、1、テキストが、私たちが学んだ頃のものと違って、格段に実用的かつ親しみがもてる内容で、とり組み易いこと。2、教材に子ども向けのお話や、英語落語、ジョークなど、興味のわくものが多いこと。3、先生のご指導がていねいでわかりやすいこと。特に、発音・発声についてお詳しいこと。(私がその様に発音できるかどうかは別にして…)

4、ブレイクタイムの歌は、テンポの速い子どもの歌から、ああこんなことを言っていたのかと、目からウロコの感動の曲まで、毎回の練習が愉しいこと、などです。

 参加メンバーには、先の戦争をのりこえてこられた方々から、台湾をなんと自転車で一周された方、講座に参加されない時期は他の地方を旅される方などなど、さまざまな方がおいでで、その出会いもありがたいものです。 講座を通じて広がった世界が、いつか何かの際に活かせる時があるといいな。ちょっと進化したね、と、言われる日を夢みて・・・。

中国語同好会 荒川 信彦(層富No34号より)

 大家好!皆さんこんにちは!こんな挨拶で始まるラジオ講座。毎朝十五分間の中国語の勉強です。

 現役を引退してから、何かしなければボケてしまうなあ、と思い知人が講座を始めたのを機会にラジオ講座を聴き始めてみました。中国語は日本と同じ「漢字民族」文字を見ればなんとなく分かるような気がします。

 でも見るとやって話すのとは大違い!中国語には「四声」という音の上げ、下げがあり同じ音であっても上げるのと下げるのとでは全く意味が違っていて、通じないという悲哀を味わうことになります。

 6年前に高の原に引越し、辿り着いたのが、平城ニュータウン文化協会の「中国語同好会」でした。早速入会して、経験豊かな先生の指導を受けるようになると、一人でラジオを聴いていた頃とは違って、先生や多くの仲間の皆さんの顔を見ながら、また一字一字の意味と発音を生で聞くことが出来、間違えば親切な先輩から素早くチェックが入ります。

 語学を続けるのは難しいとは、よく言われることですが、先生や同学の仲間から刺激を受け、多くのアドバイスをもらえるのも嬉しくて続けています。先生も中国での駐在も長く、中国の現在事情にも明るくて、中国や中国語の多くの話題を提供して下さるので、私たちも今日は何かな?とワクワクして教室の始まりを待つ気分です。

 中国語同好会には「初心者コース」と「応用コース」があり、応用コース」では,漢詩や小説などを読みながら中国の長い歴史にも接することが出来ます。

 私自身も、漢詩の、抑揚があって、韻を踏んだ朗読を聞くと、素晴らしい音楽を聴いているようで至福の時間が持てます。中国語同好会では毎年十一月の文化祭に出演して歌を歌ってきましたが、今年は一年を通じて毎週歌の練習をすることにしました。文化祭の舞台で練習の成果をご披露できると思います。ご期待下さい。

 私たち同好会には人生経験豊かな90才から40才代までの多くの皆さんが参加しています。語学だけでなく、色々なおしゃべりがまた楽しいこと!友達づくりと楽しいおしゃべりそして語学の勉強と、盛りだくさんのメニューをご用意して皆さんのお越しをお待ちしています。

詩吟の会  村田義昭 (層富No34号より)

 学園前から高の原に引っ越して三年になります。西、北の福祉会館を中心に卓球、囲碁、将棋、カラオケなど大勢の友達と楽しく日々を過ごしております。以前から古都奈良にふさわしい百人一首、俳句、詩吟などを経験したいと思いつつ、無精な性格から実現できませんでした。一大決心して昨年四月、平城西公民館の「詩吟の会」に見学に伺いました。

 西尾先生、先輩たちの和気あいあいとした和やかな雰囲気にひかれ入会しました。

 昨秋の文化祭で舞台に立ち、四月の真岡流の大会に初出場し、六月にも発表会があるようで、緊張、刺激を感じながら楽しく稽古に励んでいます。

 稽古の中で上杉謙信、山内容堂、西郷隆盛,木戸考允、広瀬武夫など武人と考えていた歴史上の人物が素晴らしい詩を作る教養を身に着けていることに改めて感心するとともに、奥が深い詩吟に魅力を感じ、一段と身が入った一年でした。

 毎月第1、第3水曜日午後1時から3時に平城西公民館で活動しています。74歳の新人も頑張っています。新しいルーキーの登場をお待ちしています。

歌声サロン「歌は楽し」大場康行 (層富No34号より)

 歌声サロンで歌っています。さぞ歌が上手なのとお思いでしょう。いいえ、そんなことはありません。声は鼻声、低い声も高い声も出ません。声量もありません。さらにリズム音痴です。だから、歌いながら手遊び、グーチョキパーなどもできません。

 歌い出しや、休符に苦労します。なのに、歌声サロンに参加し、文化祭ではステージにも立っています。それは、大勢で歌うからです。少々違っても全員の歌声で隠してくれます。人の前で歌うカラオケとは異なります。だから、自分が歌いたいように歌って大丈夫です。安心して好きなように歌えば良いのです。

 声がいい人、上手い人が歌っているのが、さも、自分が歌っているように感じます。歌が上手くなった気分になれます。それが楽しく続けられるのでしょう。知らない歌もみんなと一緒に声を出していれば歌えるようになります。ぜひ参加してその気分をあじわってください。

 私の今日まで聞いていた歌は、コニー・フランシスが始まりで、アメリカンポップス、ジャパニーズポップスが主でした。演歌には興味はありませんでした。プレスリーが出てきた頃より、主にクラシックを聞くようになりました。

 60歳ごろより加齢による耳の衰え、更に、突発性難聴で左耳の聴力喪失をしてからは、音楽を聞くこともままならないようになりました。買い揃えた再生装置やレコードは無駄になったようです。そんな時に、近商のルアンの前を通りかかったら大勢の歌声が聞こえてきました。そしてその会に参加し歌声サロンを知り現在に至っています。

 ジャンルも色々、童謡、叙情歌、演歌等々、時代も明治から平成の歌を歌っています。皆様もぜひ一度「歌声サロン」を体験されることを願っています、新しい自分を見つけることができますよ!

英語講座 松井 定市 (層富No33号より)

 私は平城ニュータウン内の精華町地域に二〇年間ほど住んでおります。今回の執筆にあたり、私は講座の受講生の中では新参者の部類に入ると思いますが、自身の講座参加経過で印象的なことを披露させていただきます。

 2年前の初冬だったと記憶しています。

 奈良市右京ふれあい会館で英語の講座が行われていることを知り、一度講座の内容を実際に見たくて女性名の講師宅へ電話しました。ちょうど講師先生がお留守のようで、電話に出られたのはご主人と思われる方でした。「あのう、英語会話講座を一度拝見したいのですが・・・」とおそるおそる言い出しますと、ご主人いわく「ウチのは、“英語会話”の講座ではなく“英語”講座なのですよ」。

 このときまで、私のイメージには「英語」と言えば、当然イコール「英語会話」と思い込んでいたのです。英語会話をマスターすることが英語スキルの常識であり、錦の御旗のように信じていました。少々オーバーかもしれませんが、このときの言葉は、カルチャーショックでした。こうして、私はこの「英語講座」(これが講座の正式名称であることを最近になって知りました)の門をくぐったのです。

 講座は毎週月曜日の午前九時半から11時半まで行われていますが、ほぼ半分ずつの時間配分で初級と中級に分かれています。常時の参加者数は十名から十五名ほどですが、ほとんどの方はどちらの講座も受講されています。

 しかし、中には初級だけで帰られたり、中級が始まるころから出席される方もあります。このあたりは、自由なのです。講座テキストは、地域の中学校で使われている教科書や、英語の小説・童話が対象になっています。

この講座のユニークなのは、初級と中級の講座のあいだに、20分間ほどの合唱タイムがあることです。簡単な英語の歌(たとえば『エーデルワイズ』や『イエスタデイ』など、一年を通じて同じ歌)四、五曲をラジカセの歌に合わせ、みんなで歌うのです。「おいおい、合唱サークルじゃあるまいし・・・」と、最初は少々違和感がありました。これまで何種類もの他の英語講座に参加してきましたが、こんなのは初めての体験だったのです。

 ところが、そのうちにこの合唱がなじんできました。この時間が受講のひとつの楽しみになりました。日常的にあまりないような大きな声で歌うことが結構いい感じなのです。ジャバニーズ・イングリッシュ的な発音や、音程のハズレも気にせず、思い切り声を出すことの楽しさ、気持ちよさがわかってきたのです。この合唱タイムで、「英語会話講座でなくて英語講座です」との言葉の意味が完全に理解できました。

 なお、この合唱の成果は、年に一度の文化協会の発表会で披露させていただいております。

 このほか、桜満開のシーズンには、講座終了後にメンバー全員、外の公園で花見を行うアットホームな講座でもあります。

中国語同好会講師退任の挨拶  松村如洋 (層富No33号より)

 平成9年4月、平城ニュータウン文化協会の依頼で、中国語講座、久富木幸子講師の後任として中国語講師に就任、互いに中国語を学び、楽しもうと新たに中国語同好会を立ち上げました。

 当初は会員6名で、19年の間に多くの方が同好会に参加してくださり、現在約30名の会員が毎週木曜日に、中国語を楽しんでいます。残念ながら、昨年11月、私は病を得て闘病生活に入り、会員の皆様に休講するなど大変迷惑をおかけしました。

 幸い中国語能力が非常に高く、信頼できる北崎光一(大学で中国語専攻)、宿俊明(銀行員、中国で活躍)の両会員が講師を引き受けてくださいました。しばらく休会後、この9月1日、平城ニュータウン文化協会中国語同好会講師に就任され、私はお2人に引継ぎ、退任させていただきます。

「活到老、学到老、」(生涯学び続ける)

 私は、大学で中国語を学び、台北での勤務や大阪府日中友好協会副理事長として北京や上海など中国各地の対外友好協会を訪問、日中友好促進活動に携わってきました。

 今や私達の日常生活の中で中国語が飛び交っています。中国は「一衣帯水的領邦」(一衣帯水の有効的な隣国)です。

今後私自身、中国文化や最新の中国事情を知るために、日中友好協会が運営する大阪中国語学院研究科で体力の続く限り、マイペースで中国語学習を続けたいと思います。

 中国語同好会のほか平城ニュータウン文化協会の様々な文化活動に参加させて頂いたお蔭で、楽しい、充実した日々を送ることが出来ました。

 深く感謝申し上げると共に、皆様のなお一層のご活躍を期待しております。平成28年5月30日 

中国語同好会 宿 俊明 (層富No33号より)

 私は平成26年、退職後に中国語同好会に入会し、会員の皆様と一緒に中国語を学んでいます。

 私が中国語を習い始めたのは今から39年前に、勤務先から香港で語学留学の辞令をもらったときにさかのぼります。

 当時はまだ中国語を勉強する人も少なく教材も限られていました。現在は中国からの旅行客も急増し、中国語に接する機会も増えています。中国語は英語・スペイン語と並ぶ世界三大言語のひとつであり、世界人口のうち、中国語を母語とする人が15%を占めています。

(英語 約5.5%、スペイン語 約5%。但し英語の場合 各国で第二言語として使用している人口を加えると約10%、公用語人口を含めると約15%)中国語は魅力的な言葉です。

 広大な中国大陸をはじめとして世界各国で使われている国際語であり、また悠久の歴史を持つ文明の言葉でもあります。そして古くからヨーロッパより「音楽的」と形容されているように、類いまれなる麗らかな響きを持つ優美な言葉でもあります。一般的に中国には七つの方言があるといわれていますが、現在世界各国の中国語学校で指導されている中国語とは北京の発音を標準とする「普通語」を指します。(新井一二三著「中国語はおもしろい)から引用」

 最後に、気軽に安価で中国語を学べる教材を紹介します。

 NHKの中国語講座が一押しです。  [ラジオ] まいにち中国語レベルアップ中国語中国語ニュース  [テレビ] テレビで中国語 雑誌 月刊「聴く中国語」HSJT株式会社がお薦めです。  CD付きで定価1317円(税込み)

「中国語同好会」(当会のPRです) 色々な方と一緒に学習できますよ。最後になりましたが、松村先生が九月をもちまして講師を退任されることになりましたが、今後とも皆さんのご理解、ご協力を得なが

詩吟の会  木村有美子 (層富No33号より)

 詩吟の会の入会を友達に勧めて頂いた時は、今まで余り興味がなかった事、格式のある習い事で気が引けた事、音痴で声が低くてその上音域が狭い事等の理由で躊躇していましたが熱心に勧めて頂いたお陰で入会させていただくことになりました。早いもので入会させていただいてから六年になりますがその間、私事で大きな変化がありました。

 脚に障害のある私はプールへリハビリに通っていましたが難病に掛かり、医師からプールを禁止されてしまいました。

 入院生活後、体力は弱り、生活の変化、容姿の変化等に戸惑っていましたが先生や先輩達に助けて頂きながら休会後も続けさせて頂いています。

 発病前に比べより声が低く音域も狭くなりましたが、先生の的確なご指導と皆様の暖かさが大きな力となっています。歌人の生き方、考え方、感性に共感できる詩歌に出会えた時は心が引き締まり忘れていた大切なものを思い起こさせて頂く機会が与えられます。

 体調が悪く休ませて頂いている発表会や競技会に再び参加させて頂き、普段味わえる事のない緊張感が私にとって良い刺激となり健康維持と詩吟上達の原動力になっていると思います。

 上手く吟じる事が出来ず落ち込む時も多々ありますが、継続する事が大切だと信じて頑張っています。

第1、第3水曜日、午後1時~3時まで平城西公民館に於いて西尾先生中心に暖かい皆さんと一緒に大きな声で吟じてみませんか? お待ちしています。

歌声サロン 荒川 成子 (層富No33号より)

 私は新緑が美しい五月に学園前から高の原に転居してきて、今年で五年になりました。

高の原といえば、イオンや近商などは知っていましたが、親しい人は殆ど無く、六〇歳を過ぎての転居は考えものと聞かされていましたので、こちらにやって来るのが嫌で嫌でたまりませんでした。引越作業、あとかたづけも夏頃にはほぼ終わり、それからは時間を持て余し気味に。なんかイヤな気分になっていました。

 その頃夫が北部会館にある「文化協会」なるものを見つけてきました。沢山のサークルや講座の中でも大好きな歌を歌えて、「サロン」という名前にも皆さんと仲良くなれそうな響きに惹かれて「歌声サロン」に入会させて戴きました。

 入会して三年半くらいですが本当に楽しいですね。大声で歌い、顔をしわくちゃにして笑い、時にはステップを踏みお腹をゆすったり全身を使う二時間が終わると昼食が美味しいこと!

 小島先生の指導力はすごいです。曲は何曲覚えていらっしゃるのでしょうか。また歌が誕生した秘話、作者のエピソード等も織り交ぜて楽しく解説され、「吉本興業」にいてはったような話ぶりがまた楽しく、時には参加者の「うんちく大会」が始まったりします。

 どこで調べてはるのでしょう?懐かしい歌を歌うときにはその頃が鮮明に蘇ってきます。

 「歌う阿呆に聴く阿呆、同じ阿呆なら歌わな損、損」なんて歌詞もありましたかね。

 最初はそれほど期待して参加したわけでは無かったけれど、今ではどっぷり浸かっています。知り合いや話し相手が出来た昨今、こちらの生活も素敵と実感しています。歌声サロンに来て見!一緒に歌おうよ、まっちょるよ!

ら続けてまいりたいと思います。先生には長年のご指導ご尽力を賜り有難うございました。